昭和34年2月頃  第3次観測時    写真提供:かかし氏

2. 資料集め


 まず始めに、「宗谷」は1次、2次、3次、4次〜6次と観測時ごとに改造されて姿を変えて行ったので、何次タイプを製作するか決めなければなりません。
ここでは、大型ヘリコプター用甲板を装備された第3次観測タイプを製作することにしました。

 次に、製作するためにはどうしても図面が必要になります。

日本財団図書館のHPに第3次観測タイプの図面が載せられています。この図面をプリントアウトして、1/200になるように拡大コピーしてから使います。

船の科学館発行の「資料ガイド3 南極観測船 宗谷」の23ページから26ページに折り込みの内部精密解剖図が載せられています。約1/175のスケールです。この資料ガイドには、他にも多数の写真が掲載されていて、参考になります。

2006年11月に発売されたハセガワ1/350 南極観測船 宗谷 第一次南極観測隊の組立説明書。

2007年6月に発売されたハセガワ1/350 南極観測船 宗谷 第三次南極観測隊の組立説明書。

2008年3月に発売されたハセガワ1/350 南極観測船 宗谷 第二次南極観測隊の組立説明書に1/350図面が掲載されています。

ハセガワ1/350の図面を1/200に拡大して使用するのが良いでしょう。

また、細部を知るため写真も必要です。

船の科学館に「宗谷」の実物が展示保存されています。見学して写真を撮る事が出来ます。(私は、まだ見学出来ていません。)

注意! ここに展示されている「宗谷」は巡視船「宗谷」を南極観測船に塗装し直しただけなので、一部装備が撤去されていたり、新規の物に交換されています。

かかし氏のご厚意により、第3次観測当時の貴重な写真を提供して頂きました。この場を借りて厚くお礼を申し上げます。 皆さんの模型造りの一助となれば幸いです。写真は資料室にあります。


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ちょっと気になる資料

メニュー

はじめに
1.南極観測船「宗谷」について
2.資料集め
3.船体部品図面の作成
4.船体の製作 その1
4.船体の製作 その2
4.船体の製作 その3
4.船体の製作 その4
5.ブリッジの製作 その1
5.ブリッジの製作 その2
5.ブリッジの製作 その3
6.ヘリコプター甲板の製作
7.前部マストの製作
8.後部マストの製作
9.煙突、その他の製作
10.救命ボートの製作
11.ウィンチ類の製作 その1
11.ウィンチ類の製作 その2
12.シコルスキーS-58の製作
13.DHC-2ビーバーの製作
14その他の製作
検討資料

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