3.船体部品図面の作成
一般配置図と内部精密解剖図を1/200に成るように拡大コピーして船体部品図を作成しますが、図面のファイリングも考えて、A4に収まるよう作成して行きます。
拡大コピーした側面図と平面図(最上甲板)をスキャナーで取り込み、イラストレーターでトレースします。
次にフレームを入れる箇所を決めて、それぞれの寸法を読み取り各フレームを書いていきます。(フレームは全部で18枚あります)
シールズモデルズの1/700 フルハル 一次バージョンの船体も参考にして、フレームの図面を作成していきます。
※2007年5月に発売されたハセガワ 1/350 宗谷 第三次タイプの船体図面
海の世界 1958年5巻4号 第二次タイプの折り込み船体図面が利用できます。
シールズモデルズの1/700 フルハル 一次バージョンの船体側面
船底の形状
船体断面図
船体部品図 キールA,B 詳細図
船体部品図 フレーム1-9 詳細図
船体部品図 フレーム10-18 詳細図
2005.4.13
出来上がったキールとフレームの部品図をプリントアウトして厚紙でテスト組立をします。 次に片側の側面(ここでは右舷側)に短冊状に切った条板を張って全体のラインを見て、ラインがおかしい箇所のフレームを修正して船体部品図は完成です。
今回、このような手順を取ったのは断面図が見つからなかったためです。平面図と側面図だけから製作するのは手間が掛かります。
※2007年5月に発売されたハセガワ 1/350 宗谷 第三次タイプの船体図面
海の世界 1958年5巻4号 第二次タイプの折り込み船体図面が利用できます。
厚紙によるテスト組立
テスト組立で判明した箇所のフレームを修正します。次は修正した図面を基に1mm厚のプラ板で各パーツを製作します。