1/350「宗谷」第一次観測時タイプ製作記

2007.5.1-6

 ブリッジの隔壁は、クリアパーツのため、隠蔽力の弱い白をそのまま塗装すると、光線の具合によっては透けた感じになります。 それを防ぐために、下地にグレーを塗装しておきます。

 白を数回吹き付けたら、丸一日乾燥させます。 (塗装が不十分だと、乾燥後に下地色が見事に浮き上がります)それから、下地色の浮き上がり防止に仕上げ塗装をします。  窓枠部分は付属のデカールを3分割して使用し、外板のスミ入れをしたら、全体に水性つや消しクリアを吹き付けます。

 残りの木甲板部分も同じ様に4色に塗り分け、仕上色を薄く吹き付けてから、ウェザリングを施します。

 モデルグラフィックス2007年3月号 P16・17の資料写真から、省略されている丸窓(赤矢印)とボックス(青矢印)を追加しています。

 ブルワーク内側のリブを忘れていました。 プラストラクトの0.3mm角棒で、不足しているリブを追加しています。

 船尾のラッタルを、ファインモールドのメタルメッシュAE-18 0.9mmメッシュで表現しています。

 出来上がったパーツを仮組してみます。

2007.5.9-13

 ほとんど見えなくなりますが、ブリッジ内部に手を加えました。 海図室との隔壁の出入り口、窓は開口しています。

 海図室に図面ケース、計器類を追加しました。

 船体をホワイト、アラート・オレンジ、ハル・レッドの3色に塗装。 南極観測船らしくなりました。

2007.5.18-20

 モデルグラフィックス2007年3月号 P16・17の資料写真から、ブルワークの一部内側がホワイトに塗装されているので、修正しました。

 ヘリコプター格納庫の上部は、組立説明書や作例などでは、グレー塗装にしていますが、科学朝日1957 1月号のカラー写真は黄土色になっています。また、絵はがきも、この部分は黄土色になっています。 黄土色にするか、グレーにするか悩みましたが、写真の通りに黄土色で塗装しました。

 科学朝日1957 1月号から  ヘリコプター格納庫の上部がグレーではなく、黄土色になっている。

2007.5.23-27

 ブリッジを組立中。 隔壁V2・3の塗装が完了していないので、最上部デッキB11は仮組です。

 バルジ上面をグレーで塗装。

2007.6.1-3

 ブリッジ隔壁の組立完了。 ヘリコプター格納庫上部の宇宙線観測室を組立。


 今週の作業は、ここまでです。 6/2(土)に、待ちに待った第3次観測時タイプのキットが届きました。これも傑作キットなので、1/200の参考に出来ます。

製作記メニュー

製作開始
門型マストのエッチングパーツ製作
木甲板の塗装

ブリッジ前面隔壁の塗装
船尾モンキーラッタルの製作
木甲板の製作
船体の塗装
ブリッジの製作

ウィンドラス、ウィンチの製作
前部マストの製作
ヘリコプター格納庫周りの製作

見張所、レーダーマストの製作
後部門型マストの製作
ラッタルの製作

通気管の製作
格納庫扉の製作
ホーサーリールの製作

ボートダビッドの製作

作業艇、救命ボートの製作
デリックブームクレーンの製作
手すりの製作開始

手すりの製作
転落防止ネットの製作
展示台の製作

搭載航空機の製作
張り線作業の開始

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