11.ウィンチ類の製作 その1
- 1.ウィンドラスの製作
- 2.前部デリック・ブーム用ウィンチの製作
1.ウィンドラスの製作
2006.6.9
ウィンドラスのメインギヤーに丁度良いギヤーが、転がっていました。 しかし、1個しかないため、レジンキャストで複製します。 このギヤーは、確か故障した古〜いペンタックスの一眼レフから、部品取りした物だったと思います。
原型ギヤーを簡単型取り「型想い」で型取りします。
出来上がった型にキャストを流して複製します。 これくらいの小物だと、ポリパテや光硬化パテの方が手軽に製作できますが、今回は、他に複製するパーツがあったので、そのおこぼれで複製しました。
2006.6.24
複製したギヤーを、6mmドリルで穴開けし、1mm厚に削ります。次にプラ板で作ったハブを接着します。
2006.7.1
軸受けフレーム4枚をプラ板、プラ棒で製作。
ベースをプラ板とプラ棒(プラストラクト I 型鋼材)で製作。
2006.7.2
ベースに軸受けフレーム4枚を接着し、軸線にズレがないかギヤーを仮組しました。問題無いようです。 シャフトは0.7mm径の真鍮線。 小さいギヤーは1/250タイタニックで製作した、スチームウィンチの予備パーツを流用しています。
2006.7.8
モーター、ウォームギヤーケース、ギヤーカバー、キャプスタンをプラ板とプラ棒で製作。 ギヤーカバーは、プラストラクト I 型鋼材の片側を削り、コの字型(C型)に加工してから取り付けています。 キャプスタンは5.0mm径のプラ棒を電気ドリルに挟み、丸ヤスリ、リューターで加工しました。
モーターとキャプスタン部は、まだ接着していません。 チェーンパイプは1.5mmのハトメを使用しています。ウィンドラスの操作ハンドルは、0.3mm径の真鍮線を加工し、ハンダ付けしています。
2006.7.9
ウィンドラス完成
組立が終わったウィンドラス本体、モーター部、キャプスタン部をダックエッググリーンに塗装し、一台に組立ます。
大きさは、長さ18mm 最大幅26mm 高さ11mmです。 少しオーバースケールかな・・・